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何に投資する?
高齢者や障がい者の方と接すると、御本人が何に重きをおいて、投資しているかがよく分かり、勉強になる。 一口に投資といっても、有価証券や不動産、仮想通貨などの金融関係ではない。人生や生活においては 金銭だけでなく、時間や熱意を投資するべきことは山ほどある。...
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2024年3月11日
先見性のある介護ビジネス
2000年代に介護保険制度が導入されて以降、有象無象の介護ビジネス・事業が誕生しては廃れてきた。 民間も参入してきてからというもの、この界隈のビジネスモデルとしては、賛否両論あるだろう。 不正請求問題を始めとして、ほぼ毎週のように事件も紙面を賑わせている。...
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2024年2月25日
経営理念の大切さ
介護事業に限らずだが、企業を経営・継続するにあたっては、特に重要な概念がある。 たとえば、パナソニックグループの松下幸之助氏は、企業はモノづくりだけでなく、ヒトも造っていくことの重要性について述べていた。 そして経営基盤を支えるにあたって、人の大切さは言わずもがななのだが、...
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2024年2月11日
生きる選択の自由・権利・責任
以前から、そして最近もだが、難病患者や高齢者の尊厳死問題が熱を帯びている。 生きることに対しては、誰もが生きるために生きているという感じで、自然と時の流れに身を任せることとなるが、自分が置かれた状況により、話は変わる。 北欧など一部の国家においては、尊厳死が本人の意志として...
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2024年1月28日
自然災害と人の業
元旦から能登で地震が起こった。 まず、心に浮かんだのは、もしこれが京都だったらどうするかだ。津波の心配はないかもしれない。 ただ、家屋は古いものが多く、どれだけ揺れに耐えきれるかは疑問だ。耐震強度基準を満たしていたとしても、崩れるものは崩れるのではないか。そもそも、想定外の...
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2024年1月7日
福祉職の接遇
接遇においては、関わる相手が人のため、的確な態度で接することは難しい。 教科書どおりの接しかたや、言葉遣いでも、不快に感じる人もいるのだ。 たとえば、高齢者に対しては、丁寧に目上の人だから、人生の先輩だから、過剰に一字一句尊敬語をちりばめた話し方をすると、「硬すぎる」と印象...
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2023年12月24日
生きにくい時代を牽引する
連日、列車による人身事故のニュースを目にすることが増えたように思う。突然の事故に狼狽し、駅に立ちすくす人々の姿は忘れられない。 乗車中にそのアナウンスが流れたこともあり、 1時間以上列車が止まったことがあり、周りの乗客は、またかといった感じであきらめてスマホに眼を投じていた...
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2023年12月11日
電動車椅子と自由と幸せ
京都市内でも、電動車椅子の数が増えたように感じる。カラフルな個人の車椅子が、人混みの喧騒に混じって行き来するのをよく目にする。 地下鉄やバスなどの交通機関も、円滑に利用できているようだ。 ただ、気になるのは道が意外と整備されていない箇所が多く、時々車椅子利用者が慎重になって...
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2023年11月26日
ペットショップに行けなくなった件
最近、都会の繁華街では、たくさんのペットショップが出来ており、連日多くの観光客で賑わっている。 ガラスケースには、可愛らしい猫や犬が生活しており、店内も明るく、子供連れの親も多い。 しかし、よく考えてみると、ほぼ1日中、閉鎖的なショーケースに閉じ込められ、赤の他人の好奇の目...
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2023年11月5日
それはストレスなのか
介護現場でのメンタルヘルスが課題となっている。 職場での利用者との関わり、人間関係、長時間労働などで、病気を発症したり退職にいたったりといった例が後を絶たない。 その対策として、メンタルマネジメントが重要視されており、様々な対処方が昨今、提示されている。...
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2023年10月28日
温もり
介護人材の不足で、介護ロボットを導入しようかという意見は、前から提唱されている。 たしかに、需要と供給が釣り合わなくなる現象は、現に来ている。 施設などの流れ作業が必要な場所では、それなりに活躍は期待できるかもしれない。...
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2023年10月15日
外部研修の妙 その2
外の施設で研修を受けるとき、注意することは何があるだろうか。 先週の研修は6時間以上はあった。 そうなると、要は集中力の持続性に気をつける必要がある。 講義を聞くも聞かないも、自分次第だ。ただ、自分の資金を投資し、参加している。いわば、有益な情報に投資したのだから、リターン...
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2023年9月24日
障がい児童支援とチャレンジ精神
最近、漫画のキャラクター「ちいかわ」が子供に人気だ。デパートのキャラクターグッズ売り場では、親子連れをよく見かける。 この漫画は、ネコの姿を彷彿とさせる泣き虫の主人公が、仲間とかかわりながら、独自の世界で生きていく話だ。キャラの可愛さ以上に、大人社会への風刺・啓蒙・哲学思想...
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2023年9月3日
外部研修の妙
得てして、仕事先→自宅の往復となってしまいがちな人生である。 先日、小生は或る福祉職の外部研修会に行ってきた。他社から40名ほどの参加者で賑わっていた。講義だけでなく、グループワークもあり、端的に言って、ためになった。 現職に入職してから、まともに外部研修に参加したのは初め...
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2023年8月21日
人財の本質
介護職は、人材難だと言われて久しい。 かなり前から、いわゆる3K(キツイ・キタナイ・キケン)に加え、「給料やすい」が加わり、 4Kとも言われるようになっていると聞く。 職業に貴賎なしとはいうが、将来のキャリアパス・キャリアラダーを鑑みて、介護職は先行きが見えず敬遠されがちと...
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2023年8月8日
喜・哀・楽
先日、京都の老人介護施設で、男の介護職員が、カッとなって利用者を蹴飛ばし、骨折させてしまった事件記事を目にした。 こうした暴力・虐待事件が起こるたびに思う。怒りの感情のはけ口を間違うな、と。 人間には、よく言われるように喜怒哀楽の感情表現があり、他の動物が持ち合わせていない...
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2023年7月15日
別視点からの認知症
「父が突然、認知症になってしまった。私の顔も忘れてしまい、悲しい」 などといった会話を、よく街中で聞くようになった。 確かに、現代病とも言われる認知症が高齢化社会にとって悩みの種であることは、間違いない。 家族にその症状が出たら、世帯の生活に支障が出る確率は高い。所謂、まだ...
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2023年7月1日
学びのある日常
‘‘東風吹かば 匂ひ起こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ’’ 平安時代に学問の神様と言われる、菅原道真公が詠んだ歌である。無実の罪で九州に流罪となるも、故郷の京の梅の花を偲んで詠んだ歌だ。 仕事で、北野天満宮前を通るたび、学びの大切さについて想起させられる。...
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2023年6月18日
或るアパレル店にて
先日、某デパートの洋服店の前を通りがかった時の話だ。綺麗な身なりの、車椅子に乗った一人の若い男性が、紳士服コーナーに入り、洋服を選んでいる様子を目にした。 店内はよく整理され、車椅子が通れるスペースもあるし、段差もない。洋服が置いてある棚も高くなく、気軽に手に取ることができ...
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2023年6月16日
介護疲れから見る社会構造の問題
障がいを持つ子供や、高齢の親の命を、介護疲れから親族が絶ってしまう事件が、京都でも時折報道されるようになっている。 無論、これまで何件も昔から起きていたであろうが、一向に改善しゼロに向かう兆しはないように感じる。報道された事件は氷山の一角で、まだまだ予防対策も不十分ではない...
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2023年6月12日
社員ブログ
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