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普通の意味とは
最近、特に国際事情が混迷を極め、戦争が身近な状況になってきている危惧がある。 日本もいつ、巻き込まれるかが問題ではあるが、 自然災害も、人災も、ある日に突然襲ってくる。 その時にならないと分からないことも多々あるが、いつの日にも巻き込まれるのは、子供や高齢者、障がい者といった社会的弱者だ。 また、災害時には、犯罪が横行するときく。普通に穏やかに生活していた人間も、理性を失い、加害者に変わってしまうということもあるらしい。 いわゆる、いままで「普通」と定義していた状態は、失ってみてはじめて分かる有り難さとも考えられる。 だとしたら、日本語の言葉の問題で、もはやいまある日常は、「普通」という簡素な言葉ではなく、「珠玉」なのかもしれない。 日本語でいう、「普通」とは、可もなく不可もなく、当たり前の、中くらいの良さ、のようなニュアンスがある。 本人が置かれた状況から、この普通という感覚を得ることが、どれほど価値があり、難しいことか。 福祉職は、社会的弱者に対して、所謂、普通に日常生活を送れるように援助していく。 できないことの方が多いかもしれない、ただ、
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3月29日
街中での心配り
バス停で、たくさんの大学生が、視覚障がい者用のブロックの上に立っており、白杖を持った視覚障がいの方が通りにくそうにされていた。 すこし配慮の気持ちがあったら、分かりそうな気がするのだが、白杖が当たりそうになってやっと場所を空けていた。 スマートホンの影響もあるだろう。ずっと下を向いて立っていたら、周囲に気が付かない。 いつしか、バスや電車の社内では、大人もスマートホンに夢中で、周りが見えていないことがある。 スマートホンを見るなとは言えないが、もう少し配慮ができれば、とも感じる。 かたやあるスーパーでは、視覚障がい者のお客さんに、店員1人がつきっきりで買い物の手伝いをしている場面を見る。 スーパーも忙しいはずなのに、わざわざ人員を割いてまで、ここまでやっているところもある。 本来はヘルパーがやるようなことまで、いつもレジうちしていた店員が、買い物の付き添いをしているのだ。 これらは、単なる「優しさ」ではなく、その店舗の自然な配慮として根付いている感じがする。 ほかの店でも、さりげなく車椅子が置いてあったり、バリアフリーに対する配慮ができている所も
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2月22日
AI時代の接遇の難しさ
介護に限らずではあるが、接客業務に関しては、 あまりに奥が深く、追求すればするほど、 沼にはまるが如く、課題が山積してくる印象がある。 相手が人間である以上、サービスの提供側の振る舞いが、どのように受けとられるかは、正直わからないからだ。 接遇の基本、言葉遣いや所作をわきまえていたとしても、客側が話の通じない相手であったりすると、 どうしようもなくなる。 基本は最低ラインとして、そこから客に合わせて対応を柔軟に変えていく必要がある。 対応パターンは、鬼のような数があるだろう。 最近は、飲食店や病院などでも、カスハラ対策のポスターが貼ってあるのを目にすることが増えてきた。 カスハラに関しても、昭和、平成の時代にももちろんあったわけで、こういう造語が出てきて社会的な問題として、いまはメディアにも取り上げられるようになっている。 人間と人間が接する限り、この課題は永遠につづく。 そして、いまやAIやロボットが接客を代行するようにもなっており、医療福祉の分野にも、今後は拍車がかかることになるだろう。 機械に、接客を柔軟に軌道修整していく能力はあるのだろう
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1月25日
コーヒーの効能
師走も押し迫るころ、寒気も押しなべて強くなっている。 寒さが深まると、温かい飲み物がほしくなる。 コーヒーはその代表だろう。 訪問介護先の高齢者の人たちも、おしなべてコーヒー好きが多い。 お話を通じて新しいコーヒーの知識が入ってくるのも一興だ。 だいぶ舌が肥えている方もおられ、その知識の壮大さに、こちらも舌を巻く。 最近は、気軽にコンビニなどでも、コーヒーマシンで本格的なコーヒーが飲めるようになっている。 通信販売など、ECサイトでのビジネスも盛んだ。 コーヒーの効能としては、高血圧や肥満を抑えたり、ガン予防などにも効果があるらしく、健康によいというイメージだ。 ただ、1日に2、3杯を目安にすべきらしく、飲み過ぎは逆効果。砂糖やクリーム、シロップは入れず、ブラックのままがよいらしい。 その昔、はじめて日本にコーヒーが伝わった時には、コーヒーは薬局で売られていたようだ。 「薬膳感」は、たしかにその形を残しているといっても過言ではない。 コーヒーそのものもよいのだが、着目すべきは、それを提供する環境ではないか。 レトロな昭和感のある喫茶店は、高齢者の
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2025年12月14日


静寂に回帰する
画像は、今出川通り御所の東にあるお寺だ。 京都は、昼間は外国人観光客がとても多く、落ち着いて観光がしにくくなっている。 夜間にこの近辺を観光すると、静寂に包まれて穏やかな気持ちになれる。 こちらは御所の入り口だが、昼間とは違った顔が見られる。 時折、往来する自転車のヘッドライトが、幻想的な雰囲気を醸し出す。 現代はテクノロジーが進化しすぎて、複雑化しすぎている。コンピューターに囲まれ、さらに観光の喧騒に巻き込まれると、気が気でない。 だからこそ、原点回帰というか、静かな環境に戻ってくると、とても落ち着くのだ。 新しく首相が福祉に光を当て始めたが、政治的・社会的な変化に期待と依存をしすぎると、自立し、自分で考えていくことも忘れてしまう。 静かな環境で、自身の原点として、福祉事業で何を求めていたのか?を問うのも大事だ。 一体、何のために介護をやっているのか、先にあるビジョンは何なのか、自分はどうなりたかったのか。何を実現させたかったのか。 数字だけ求めていては、実は壁にぶつかる。 その先にある、本質を見抜かないとだめだ。 逆に、本質を見抜いて軸がブレ
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2025年11月16日
介護事故との向き合い方
最近、立て続けに、施設の入浴介助時に、事故が起きたニュースを目にする。 いわゆる、お湯の温度が高すぎて利用者が被害を受けたケースだ。 そんなことはありうるのか、とも思うが、これには複雑な要因が螺旋の様に絡んでいるとも思う。 対応していた職員は、1人のこともあれば、3人の時のケースもあった。 3人もいたのに、お湯の温度確認もしっかりできなかったのか、とも心にうかぶ。 詳細な情報までは分からないが、推測で語るなら、施設ならば時間に追われ、確認したのは1人だけだったのかもしれない。 いちいち3人全員が測りに行く余裕はなかったのかもしれない。 1人がOKです、と言ってしまうと、残り2人は信じてしまうかもしれない。 まして、温度確認した職員がベテランならば、他の職員は安心して業務を続けてしまうだろう。 お湯の表面温度だけ確認したのか、底の方まで手を入れて体感温度を確かめたのか、温度計は正常だったのか、議論となるポイントはいくつもある。 事故後の訴訟では、3人全員に連帯責任が生じる。 こんなことなら。多少、業務が遅れようが、ほかの職員に悪く思われようが、もう
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2025年10月26日
一緒に働いてくれるヘルパーさん、募集してます。
現在、ヒューマンでは、①登録ヘルパー 5名 ②社員2名 を募集している。 これを見て、少しでも興味があるなら、直接会社に連絡がほしい。迷っているより、まずは行動しよう。 ①登録ヘルパーに関しては、年齢制限はなし。 おだやかに、節度を持って働ける方であれば。...
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2025年9月7日
暑さとの対峙
ここ最近、京都は連日、猛暑日が続いている。 上空からの太陽光だけではなく、 アスファルトからの熱の跳ね返りで、 外出すると、上からも下からも強い熱に苛まれてしまう。 午前9時くらいからも、強烈な日光が照り始め、日が落ちるまでこれが続く。...
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2025年8月3日
一つのことを続けること
介護サービス事業所に限らずだが、閉店や廃業・倒産のニュースをよく目にする。 一昔前は、若者も「ベンチャー」という言葉を胸に抱き、口に出し、起業することが一つの人生の目的とされる印象があった。 ただ、一般的に、起業した事業のほぼ9割以上が淘汰されてしまうと聞く。...
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2025年6月29日
カスハラ、ペイハラ
医療福祉に限らずだが、サービス利用者から提供者へのハラスメント行為がよくメディアで報じられるようになった。 客からは、カスタマーハラスメント、患者からはペイシェントハラスメントとも言うらしい。 こういった行為は、昔からあって、テクノロジーが発達した現代までは、実際起きていて...
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2025年5月11日
防災の意識
毎年、3月が到来すると、震災の記憶から防災意識が高まる人は多いと思う。 まさかこのタイミングで来るとは、といったことも、今後、十分起こり得ることだろう。 昨今では、まさか元旦から石川県で地震が来るとは思いにくかったものだ。...
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2025年3月16日
介護事業での生き金とは
「悪貨は良貨を駆逐する」 とは、ひとつの皮肉であり教育だと、しみじみ感じる。 オレオレ詐欺などで、高齢者をだましても百万円。 介護事業で、高齢者を喜ばせても百万円。 どちらも、同じ貨幣価値なわけだ。 周りの人間から見ても、その札束が、どのようにして生み出されたのかは、わから...
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2025年2月23日
時間は有限なり
失って困るものとは何であろうか? 介護の仕事においてもだが、利用者との信頼や、信用など、視覚的に具現化できないものが多いのでは ないだろうか。 一般的には、お金や不動産、衣食住に関するもの、 友人や家族、生命であろう。 ただ、時間だけは、誰にでも平等に与えられている資産であ...
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2025年1月12日
書類の煩雑さと格闘
最近になって、公的書類など、業務で作成する機会が増えた。 以前までは手書きであったものが、電子上で記入することも増え、印鑑も一部で要らなくなるなど、よりデジタル化が社会で進んでいるのが実感できる。 チャットGPTなど、AI型ツールも徐々に浸透し、より便利さに拍車がかかっては...
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2024年11月24日
人生の引き際
訪問先ちかくで、事件があった。 高齢者男性が、高齢者女性を刃物で切りつけたらしく、その近辺には黄色いテープが張り巡らされ、警察官がいた。 一体二人の間に何があったか、詳細は不明だが、男性は逮捕されたようで、ネットニュースではその写真が出ていた。...
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2024年9月8日
ヘルパーの移動中には危険が付き物
台風が近づくニュースが出るたびに、移動時の不安が生じるのは、いつものことである。 晴天時は、移動時が心地よいことも多いが、荒天時は、また様子が変わるものだ。 いつもと、流れていく画像が変わる。 モノクロの視点となり、視覚も見えない部分が増える。...
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2024年8月26日
生きている内にするべきこと
よく、人は死ぬまでにやりたいことを生前に述べる。 介護ケアで、高齢者と接していると、なおさら身近に感じるのだ。 無論、死んでから後のことは、自分の肉体は存在しないわけで、死後の世界や死後の意識が保証されているわけではない。...
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2024年8月11日
食中毒との付き合い
夏本番になるにつれ、食中毒のニュースが増えてくる。飲食店で、集団食中毒が発生するなど、よく目にするようになった。 無論、店側もある程度、対策ははしていたのかもしれない。 ただ、「食」に関する限りは、絶対安心というものはない。...
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2024年7月28日
手段を変えると、すべてが変わる
最近、某・有名コーヒー店に行くと、ストローが紙で出されてきた。 今までは、プラスチック製だったのだが、昨今の資源問題やコスト節約のためだろう、違和感を覚えつつ使用した。 ところが、いつものアイスカフェオレの味がしないのだ。完全に、その紙ストローの味がコーヒーに沁み込んでいる...
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2024年7月14日
外国人介護士導入の賛否両論
グローバリズム全盛の現在、京都も外国人観光客が増えた。観光客だけでなく、たとえば飲食店などサービス業の店員が、外国人であることにも、 見慣れてきた。 たどたどしい日本語で接客し、時々、こちらの話す日本語も通じない時もあるが、逆に日本人の店員より丁寧な時もある。...
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2024年6月30日
社員ブログ
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