防災の意識
- human-life9
- 3月16日
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毎年、3月が到来すると、震災の記憶から防災意識が高まる人は多いと思う。
まさかこのタイミングで来るとは、といったことも、今後、十分起こり得ることだろう。
昨今では、まさか元旦から石川県で地震が来るとは思いにくかったものだ。
いつ、いかなる状況であろうと、ふだんから防災を意識することは大切だ。
高齢者介護では、たった30分の介護支援中に被災することもありえる。
また、高齢者宅に行く途中に被災し、孤立していまう危険もある。
想定しないといけないことが多すぎて、処理しきれないというのが実情ではなかろうか。
避難訓練をいくら重ねたといっても、訓練どおりに動けるとも限らないし、自分ひとりだけではなく、側にいる誰かを助けながらとなると、また困難を要する。
いまは、過去の教訓から、被災に際しての備蓄品や防災グッズなども充実している。
学校教育でも、防災については、ふだんのカリキュラムに入れてもよいくらいだ。ときどきやるぐらいでは、なかなか身につかないことも多い。
知っている、知っていないで、生き残れるか否かを分けることもある。
そういう状況になってみないと分からないこともあるし、果たして自分がどのように動けるか。。。
この時に真の強さ・人間性も試されるだろう。
先の太平洋戦争で
10代で生命を落とした、特攻隊員たちのことが、ふと脳裏に浮かぶ。
彼らが守るに値する、国民でいられたかどうか。
今後の防災においても、自分たちが後世に誇れる、価値ある意識・行動をとれればと切に願う。