top of page
検索

先見性のある介護ビジネス

  • human-life9
  • 2024年2月25日
  • 読了時間: 2分

2000年代に介護保険制度が導入されて以降、有象無象の介護ビジネス・事業が誕生しては廃れてきた。

民間も参入してきてからというもの、この界隈のビジネスモデルとしては、賛否両論あるだろう。


不正請求問題を始めとして、ほぼ毎週のように事件も紙面を賑わせている。

福祉を喰い物にするなという意見があるのもわかるが、そこに需要と供給の関係性が成立するならば、それもよしとするのが社会の流れだ。


資本主義社会の中で、自由競争の枠組みの中で、社会的階級にもしばられず、ビジネスに邁進できるのも、ある種とても幸せだ。

他国のように、一党独裁政治であれば、気軽に一般人が言動することも許されない。

日本に生まれた以上は、努力すれば、一定の平等の条件で社会的成功をおさめることが、許されているのだ。いわば、生まれながらにして宝くじを引いて大金が当たったのと同じだ。


だからこそ、自身の境遇に感謝し、公正にビジネスを展開し、経済をまわし、社会に貢献できる姿勢や道徳観念が求められる。特に介護のような、無形のサービスを売り物にするなら、尚更だ。


英語でビジネス(business)とは、忙しいという意味のビジー(busy)から派生した言葉という説がある。


漢字で忙しいとは、(心)を(亡くす)と書くが

本質を見失わないようにせねばならない。


介護業界も、ICT可が進み、今後も形を変えて、様々なビジネスモデルが登場することだろう。

新しいことに手を出すのは結構なことだが、

いつの時代も、どの業界も、ビジネスには本質が大事。忙しい時こそ、ふと立ち止まって、空を見上げて、自身の立ち位置・行動軸ににブレはないか確認することが大切だ。


過去にはもう、もどることはできないが、事業の先の未来を見通すためには、いまの自分がなぜ、このビジネスにワクワクして着手をし始めたのか、原点を再確認することも大切ではなかろうか。

 
 

最新記事

カスハラ、ペイハラ

医療福祉に限らずだが、サービス利用者から提供者へのハラスメント行為がよくメディアで報じられるようになった。 客からは、カスタマーハラスメント、患者からはペイシェントハラスメントとも言うらしい。 こういった行為は、昔からあって、テクノロジーが発達した現代までは、実際起きていて...

 
 
防災の意識

毎年、3月が到来すると、震災の記憶から防災意識が高まる人は多いと思う。 まさかこのタイミングで来るとは、といったことも、今後、十分起こり得ることだろう。 昨今では、まさか元旦から石川県で地震が来るとは思いにくかったものだ。...

 
 
介護事業での生き金とは

「悪貨は良貨を駆逐する」 とは、ひとつの皮肉であり教育だと、しみじみ感じる。 オレオレ詐欺などで、高齢者をだましても百万円。 介護事業で、高齢者を喜ばせても百万円。 どちらも、同じ貨幣価値なわけだ。 周りの人間から見ても、その札束が、どのようにして生み出されたのかは、わから...

 
 
bottom of page