top of page
検索

食中毒との付き合い

  • human-life9
  • 2024年7月28日
  • 読了時間: 2分

夏本番になるにつれ、食中毒のニュースが増えてくる。飲食店で、集団食中毒が発生するなど、よく目にするようになった。


無論、店側もある程度、対策ははしていたのかもしれない。

ただ、「食」に関する限りは、絶対安心というものはない。


高齢者や子どもなど、食べた人次第では、食に対する免疫が弱く、事故につながる場合もある。


昭和の時代は、少々、不衛生でも、食べてしまっていた食べ物が多く存在する。

思想も、多少、汚くても平気、といったサバサバ感があったような気がする。


今ほど、集団食中毒の事件報道もテレビなどではなかったような気もする。勿論、報道に取り上げられてなかったかもしれないが。


それにしても、昭和やそれ以前の時代には、これら食中毒などはどう対処していたのだろう。


いまほど、正しい情報を共有する手段も少ない時代に、よくやっていたものだ。

もしかしたら、令和の今より、内臓が強かった人々であったりしたのだろうか。


現代は、食べ物は添加物まみれのため、いつのまにか、我々の内臓はダメージを受け、弱くなっているのかもしれない。


高齢者などの介護をする場合、支援者も、健康に気をつけて過ごさねばならない。

勿論、高齢者にアドバイスもできたらよい。


「医者の不養生」そのものにならぬよう、自愛せねばならない。


いわば、食中毒という異物によって、我々自身の「自愛力」が試されているのかもしれない。


食は、人間の生命活動には、かかせない。だからこそ、その不純物とも、その特性を理解し、うまく付き合わねばならない。


食中毒を生産する「菌」は、高熱でもしぶとく生き残るものもある。


それ以上に、人間も、それに負けないよう、しぶとく豪胆に共生しつつ、生きていけばよい。





 
 

最新記事

すべて表示
防災の意識

毎年、3月が到来すると、震災の記憶から防災意識が高まる人は多いと思う。 まさかこのタイミングで来るとは、といったことも、今後、十分起こり得ることだろう。 昨今では、まさか元旦から石川県で地震が来るとは思いにくかったものだ。...

 
 
介護事業での生き金とは

「悪貨は良貨を駆逐する」 とは、ひとつの皮肉であり教育だと、しみじみ感じる。 オレオレ詐欺などで、高齢者をだましても百万円。 介護事業で、高齢者を喜ばせても百万円。 どちらも、同じ貨幣価値なわけだ。 周りの人間から見ても、その札束が、どのようにして生み出されたのかは、わから...

 
 
時間は有限なり

失って困るものとは何であろうか? 介護の仕事においてもだが、利用者との信頼や、信用など、視覚的に具現化できないものが多いのでは ないだろうか。 一般的には、お金や不動産、衣食住に関するもの、 友人や家族、生命であろう。 ただ、時間だけは、誰にでも平等に与えられている資産であ...

 
 
bottom of page