top of page
検索

障がい児童支援とチャレンジ精神

  • human-life9
  • 2023年9月3日
  • 読了時間: 2分

最近、漫画のキャラクター「ちいかわ」が子供に人気だ。デパートのキャラクターグッズ売り場では、親子連れをよく見かける。

この漫画は、ネコの姿を彷彿とさせる泣き虫の主人公が、仲間とかかわりながら、独自の世界で生きていく話だ。キャラの可愛さ以上に、大人社会への風刺・啓蒙・哲学思想などが、実はストーリーに巧みに組み込まれている。


障がい児童の支援は、高齢者介護等より難易度が高いとはよく聞く。教育・保育だけでも難しいのに、更に福祉支援活動も加えると、関わり方に悩む。


関わって感じるのは、大人になってからだと、なぜかノスタルジックに子供時代を懐かしんでしまうことが多くなる。


当時、家族や友達と過ごした時間、場所、すべてが懐かしい。そして、すべて、二度と追体験できない、二度とあの時間は戻ってこないのだ。この世界が、いつまでも続けばいいのに、とは誰もが思ったことがあるのではないか。


児童にとっては、経験が不足しており、まだまだ自分でできることは限られている。しかし、限られた能力のなかで、精一杯できることをするのは、だれでもできる。


英語で、障がい者はかつて、disable people (不具合のある)と表記されたことがあったが、現在はchallenging people となっており、良い言葉だと感じる。


児童の世界は経験不足から厳しいこと、わからないことも多いが、限りないチャレンジができる選択肢があるのだ。周りの大人たちの適した支援で自立を近づけ、良い方向に向けることもできる。


「ちいかわ」の世界の主人公は、泣きながらでも勇気を出して行動し、成長していく。友達を守るため怪物にも立ち向かうし、友達に勇気づけられて、初めてラーメン屋で外食することにも挑戦する。


大人になってから、忘れかけていた大切な何かを思い出させてくれる。シンプルなのだが、深い。シンプルだからこそ、子供にも受ける。


本当の意味で自立した大人になるとは、年齢を蓄積させるのではなく、チャレンジを決意したその瞬間なのかもしれない。


時間というのは、巻き戻すことはできない。ただ

、誰かのためにチャレンジできる時間をいっしょに創造していくこと、福祉支援のできることはそれかもしれない。

 
 

最新記事

業務中の安全確保とは

最近、他県のケアマネジャーが、利用者宅で業務中に命を落とす事件があった。 数年前にも、似た事件が発生しており、居宅で医療関係者が命を落とす事態となった。 基本的に、業務上、危険を承知で利用者宅に行く必要があるため、避けられない。 対策として、たとえば1人で行かないようにするなど、色々と理想は語れると思う。 ただ、人件費的に、業務都合上、仕方ない部分もある。 しかも、ある程度、危険性が事前に分かって

 
 
外国人と介護

近年、医療福祉の現場のみならず、 コンビニや飲食店などのサービス業においても、 外国人の店員がいるのが当たり前になってきている。 接してみると、日本語や言葉の受け取り方に多少の違和感はあるが、普通に業務をできている人が多い。 ただ、日本人店員ほどの安心感はないのが、致し方ない。たとえば、何かトラブルが起きた時の対応の仕方などが、曖昧で、謝罪の言葉もないことがある。 医療福祉の現場では、少しのトラブ

 
 
普通の意味とは

最近、特に国際事情が混迷を極め、戦争が身近な状況になってきている危惧がある。 日本もいつ、巻き込まれるかが問題ではあるが、 自然災害も、人災も、ある日に突然襲ってくる。 その時にならないと分からないことも多々あるが、いつの日にも巻き込まれるのは、子供や高齢者、障がい者といった社会的弱者だ。 また、災害時には、犯罪が横行するときく。普通に穏やかに生活していた人間も、理性を失い、加害者に変わってしまう

 
 
bottom of page