弊社ヒューマンライフサービス有限会社は、現代表が、障害を持ちながらも苦心して発展させてきた事業所であり、創立してもうすぐ25年になる。
訪問介護と障がい者支援に加え、デイサービス事業も展開している。
目まぐるしく変遷する福祉業界において、何に価値を置いて業務を展開していくかは、個々人によって違うのは明白だが、弊社の社風としては、やはり会社名にもあるように、人を大切にしていくことを重視している。
潤沢な利益をあげられている会社でも、人を大切にしない会社は淘汰されていく。
利用者だけでなく、働く従業員も人であり、福祉職に携わる者としては、人の本質を大切にしていく価値観が求められるように感じる。
人とは、元来脆い生き物であり、現代の強固な医療テクノロジーなどで守られているだけで、本来はあまり強くのではないか。肉体的な意味のみでなく、精神的、社会的な意味においても。
福祉医療の発展とともに、QOLが着目され、寿命も伸びつつある。
ただ、福祉職においては、具体的な答えも明確なゴールもない。ただただ、脆く儚い人に対する扱いを大切に、美徳を育んでいくプロセスがあるのみだと感じる。
漫然と利潤を上げるのではなく、単に福祉サービスを提供するのではなく、内面的な美徳を研鑽し、他者とそれを共有していける会社にしていきたい。